新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

年始にあたり例にもれず、まずは本年の意気込みを、ということで、
色々あるのですが、その根幹をひとつ明言させていただきたいと
思います。それは・・・

今年から正式に「AIコミュニケーションデザイナー」という肩書きを
使って活動をしてまいります。生成AIの進化は年を追うごとに加速し、
昨年の年始には想像も出来なかった状況になっております。

そんな進化に対して、世の中では「使われるのではなく使う側になろう」
といった風潮で、様々な講座やツールが打ち出されているように感じて
おります。私としては、AIは「使うもの」でも「使われるもの」でもなく、
「コミュニケーションをとりながら、素敵を共創していくパートナー」で
あると定義しています。

AIは人間が何千年も積み重ねてきた知識もあるし、シミュレーション上
ではあるものの、数時間で何百、何千、何万回もの経験を新しく積む能力
もある。ただ、正しくお願いをしないと、思い通りの成果を出すことが
できない存在でもあります（今のところはですが…）。
より良い成果を出すには、正しくお願いすることはもちろんですが
（「使う側になろう」というのはここまでの話）、会話のやりとりを
しながら、より良い形を模索して、共に創り上げていくことが何よりも
大切です。
そうすることによって、AIの真の価値が発揮されると私は考えています。

私は長年コミュニケーションを得意とする講師としてやってきました。
私が最近AIについて学んでいるのは、IT的なAIの話をしたいからでは
なく、コミュニケーションの延長線上にあると考えるからです。
人間のパートナーと同じように、繰り返し対話を行い物事を進めていく
ことで、より良い成果はもちろん、パートナーや自身の成長に繋がるの
です。AIとのより良いコミュニケーションの方法をデザインする、それが
「AIコミュニケーションデザイナー」という肩書きを使っていこうという
思いです。

今年は色んな場面で、AIとコミュニケーションについて話していきます
ので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2025年元旦
代表取締役　野末 岳宏