毎年、お手伝いをさせていただいている日経BP主催のPBL。
本企画の立ち上げ時から5年、毎年ファシリテーターを
つとめさせていただいております。
今年は東京・大阪あわせて13プログラムある中、
4プログラムを担当させていただきました。
PBL(Project-Based Learning)とは、身近な問題や事例を
素材としながら、具体的な問題解決に向けてチーム学習を行って
いく、基本1ヶ月~1か月半をかけて行うプログラム。
PBLは学生と企業、それぞれに価値を提供しています。
学生にとっては、問題解決の面白さはもちろん、自分の中
にある知識・経験をどのように活かすのかを学ぶとともに、
達成感と自信、そしてチームで成し遂げる難しさや素晴らしさ
を得ることができます。
企業様にとっては自社・業界・仕事を深く理解いただける
だけでなく、社員の温かさや企業の雰囲気を感じてもらう
ことができる魅力があります。
実際に、PBLがきっかけでその会社に就職した学生もいる
とのこと。
今年は以下のプログラムのカリキュラムとファシリテーターを担当
いたしましたが、どれも社会人にはない発想で、発表を受けた役員
の方々からも好評価をいただきました。
<ジョンソン・エンド・ジョンソン様 × 法政大学様>
テーマ:自覚症状が少ない患者さんに、いかに病気を知ってもらえるか?
~気づかないうちに“脳梗塞”になる病気を治療するために~
<三井不動産レジデンシャルリース様 × 法政大学様>
テーマ:「2030年のすまいとくらしを創造しよう!」
~賃貸マンションやAI等を活用した、より魅力的な暮らし・サービス~
<ノバルティス ファーマ様 × 早稲田大学様>
テーマ:「人生100年時代」 に、製薬会社が貢献できる 取り組みと役割を
自由な発想で考えよう!
<三菱マテリアル様 × 東京農工大学様>
テーマ:自然素材 × 非鉄素材 = 未来につながる都市づくり
~ 環境に優しいサステナブル社会として5年後、10年後も
都市が発展し続けるために ~
※なお、本プログラムで実施されたPBLは、日経ウーマン別冊
『女子高生のための大学進学バイブル』で「有名大学が参加する
就職力が身に付くPBL」(仮)という特集として掲載されます。
その他、各社のホームページやFacebookページにて掲載予定です。
この冊子は、女子高校生のハッピーキャリアを実現するための
情報誌で、最新のアクティブラーニングで奮闘する先輩達の姿を
のぞくことができる誌面になっています。
本年分も11月ごろ書店に並ぶ予定です。
(写真は2017年2月17日発行の冊子。私の担当したPBLも5つ
掲載されています)