最近の我が家のブーム「暗殺教室」。
その主役でもある超生物「殺せんせー」(殺すことができない先生の意)を
息子がつくりました。
ちなみに顔だけのものは、高知土産でいただいたブンタン(文旦)という柑橘類の一種。
少年ジャンプで連載、先日終了したばかりのこの作品、タイトルに違和感があり、
ずっと避けていたのですが、娘がHey!Say!Jump!にはまり、メンバーの山田涼介君が
主演ということで、見始めたわけですが、これが深い。
<ストーリー>
ある日突然現れ、マッハ20で空を飛び、月の7割を破壊した超生物は、
なぜか進学中学校の落ちこぼれクラス3年E組の担任教師を希望。
生徒たちに
「来年3月までに自分を殺せなければ地球を破壊する」と宣言。
成功報酬:100億円のためにやる気を出す生徒らだが、逆に殺せんせーによる手入れを
受けることに…
殺せんせーには名言も多く、教育事業に携わる者として、考えさせられるきっかけに
なっています。例えば、
「学校や肩書きなど関係ない。清流に棲もうがドブ川に棲もうが
前に泳げば魚は美しく育つのです」
「見捨てるという選択肢は先生には無い。いつでも信じて飛び降りて下さい」
「先生が日々成長せずして どうして生徒に教えることができるでしょうか」
など。中でも私がもっとも共感したのは、勉強なんかしなくても、暗殺だけ憶えて、
せんせーを殺せたら100億円もらって人生バラ色、という生徒にむけた言葉で
「もし先生がこの教室から逃げ去ったら?
もし他の殺し屋が先に先生を殺したら?
暗殺という拠り所を失った君達には、E組の劣等感しか残らない。
そんな危うい君達に…先生からの警告です。」
何かを成し遂げるためには、それだけをやっていれば
いいわけではなく、それ以外のことにも触れておかないと
先日、私が投稿した「なぜ勉強するのか?」の答えにも
つながる言葉です。
殺せんせーは、ある意味、理想の先生像を見せてくれていると、私は思います。
気になる方は、機会があれば、読んでみてはいかがでしょうか?
※余談① 本日3/25公開の映画「暗殺教室(卒業編)」で赤羽 業 役の菅田将暉 君は高校の後輩
(もちろん会ったことないけどw)
余談② 文旦はグレープフルーツ同様、血圧の薬の効果を弱める成分があるとのことで、一緒に
食べないようご注意を。